怠惰に過ごす夏





 連日49度まで達する暑さ。
 生活の殆どを屋内で過ごし、移動するのも自家用車と、いずれもエアコンの効いた快適空間に身を置いているのですが、それでもこの暑さの中では外出するのに気合が必要です。

 正午過ぎの最も熱気漂う時間帯に、わずか10分の帰宅時間でさえエネルギーを消耗し、アパートにたどり着いてカメラバッグを部屋に放り投げたら、もう二度と出かけようという気になれないのが本音。
 昨日もそんなこんなでマジリスにも顔を出さず、日が暮れても部屋の中でうだうだとしていました。






 仕事だけでなくプライベートでも撮影枚数が極端に減るのも今の時期。
 毎日シャッターを切らないと、自分の中の何かが鈍ってしまいそうで怖くもあるけれど、暑いさなかに無理して撮りたくもないものを撮ることもないでしょう。

 気が向いたら、部屋の中でそっと光にレンズを向ける。それだけでいい。


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