Pokemon Go


 カタルのアラビア語新聞の一つ「Al Watan」から。
 昔は本物の狩りだったのが、今やポケモン狩りだという風刺画。
 実は中東は未だ公式にはサービスインしていないポケモンGOだが、スタンドアローンのアプリや既にサービス開始している国のアカウントでアプリをダウンロードすれば遊ぶことが可能である。

 実際に自分のXperiaにインストールしてみたが、サービスが始まっていないと言いつつも、しっかりポケモンスポットやイベントなどが公園といった適切な場所に表示されている。これはポケモンGOがIngressをベースに開発されていることと無関係ではない。つまり20年以上に渡って人気を維持してきたアニメと、既に世界中にスポットを持つゲーム。二つの既存のメディアによるコラボであり、何一つ「先進的」なものがない枯れた技術によって成り立っているのである。

 すなわち、驚くような技術ではなく、じっくりと浸透するコンテンツこそが大切だということだろう。写真の世界でも、解像度やレンズの鮮鋭度などよりも、そこに写り込んだ「何か」が観る人に感動や驚を与えるものだし、笑える動画は例え小さなサイズでも何度も観たくなるものだ。

 この先、あらゆるメディアはネットに集められ、誰もが好きな時に好きなものを選べるようになっていく。その時、少なくともマーケットという舞台で勝つのは、膨大な質の高いコンテンツを維持してきた者であることは間違いなさそうだ。